3月8日からワールド・ベースボール・クラシック(WBC: World Baseball Classic)の1次ラウンドが、台湾、日本、アメリカで開催されています。
侍ジャパンは1次ランドのPOOL Bに含まれており、中国、韓国、オーストラリア、チェコと対戦し、上位2チームが準々決勝ランドへ進出します。
現在、POOL Bの1次ランドは東京ドームで激闘が繰り広げられていますので、今回の記事では、その東京ドームについて詳しくご紹介します。
歴史

東京ドームは、日本初の全天候型ドーム球場で、読売ジャイアンツの本拠地球場です。
所在地は、東京都文京区です。
1988年に完成し、以来、東京の象徴的なランドマークとなっています。
屋根の形が卵に似ているから、ビッグエッグという愛称が付けられました。
老朽化した後楽園球場の代替として建設されたこのスタジアムは、建築家の中村靖宏氏によって設計されました。
東京ドームでは、ワールド・ベースボール・クラシックをはじめ、長年にわたり数多くのスポーツイベント、コンサート、その他の文化イベントが開催されています。
特徴

東京ドームは、最大55,000人を収容することができる多目的スタジアムです。
開閉式の屋根を備えており、天候に左右されず一年中イベントの開催に適しています。
屋根の開閉には約20分かかり、六角形のパネルが円を描くように動く仕組みになっています。
また、スタジアムには、幅66m、高さ34mという世界最大級の巨大なビデオスクリーンが設置されています。
東京ドームには、野球の試合やコンサートを開催するだけでなく、さまざまなアトラクションもあります。
例えば、東京ドームシティと呼ばれる遊園地があり、乗り物やアトラクション、さまざまなレストランやショップがあります。
さらに、この球場は、日本で多くのファンを持つプロ野球チーム「東京ジャイアンツ」の本拠地でもあります。
東京ドーム何個分?

日本では、ある地域の大きさを、その中に収まる東京ドームの数で表現することがあります。
これは、東京ドームが日本でよく知られたランドマークであり、これを単位とすることで、特定のエリアの大きさをより容易にイメージすることができるからです。
例えば、ある公園を「東京ドーム3個分の広さ」と言った場合、その公園は東京ドーム球場の約3倍の広さがあることを意味します。
このように、面積の大きさをわかりやすく、イメージしやすく伝えるのに有効な方法です。
また、東京ドームという単位を使うことで、日本文化におけるスタジアムの重要性、存在感を強調することもできます。
東京ドームは娯楽やレジャーの象徴であり、他の地域や建造物の基準として使用することで、その重要性を強調することができます。
ちなみに、東京ドームの面積は46,755平方メートルで、容積は124万立方メートルです。
まとめ

東京ドームは、スポーツやエンターテインメントの人気会場であるだけでなく、東京の都市景観のランドマークでもあります。
スタジアムのほか、遊園地やショッピングモール、ホテルなどのエンターテインメント施設を備えた複合施設「東京ドームシティ」があります。また、温泉や博物館、レストランやカフェなどもあり、観光客だけでなく地元の人たちにも人気のスポットとなっています。
そのユニークな建築とデザインは、東京の文化的な象徴であり、世界中から訪れる観光客の必見スポットとなっています。
アミューズメントパークの東京ドームシティアトラクションズや、温泉施設を中心とした複合商業施設のラクーアなどと共に、東京ドームシティを構成しており、年間約3,500万人が訪れます。
さあ、侍ジャパンを応援に東京ドームへ出掛けましょう!!